[2026年7月28日提出]

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要旨:現在のLLMベースのコーディングエージェントは、コードをブラックボックス出力として生成します。各行の根拠は隠蔽され、ベンチマーク駆動の修復によるコードの進化は一時的で、事後監査は不可能です。本稿では、3つの相補的なメカニズムを通じてこれらの欠点を解決するコード生成の概念を提示します。(i) 修復イベントごとにベンチマーク参照、ラウンド番号、失敗テキスト、LLMの説明を記録するリレーショナルスニペット履歴スキーマにより、完全な来歴クエリを実現します。(ii) この履歴をヒートマップ付き・ホバー注釈付きのソースコードとして描画するブラウザベースの可視化ツール。(iii) 木ノード区切り文字を用いた競合的分数位置キー索引スキームにより、各コードスニペットに安定した辞書順序付き識別子を割り当て、周囲の行を乱すことなく細粒度追跡を可能にします。TraceCoderを、文字列処理・数値計算・データ構造操作にわたる30のアルゴリズム的プログラミング課題について、2種類のプロバイダ構成で評価しました。そのうち10課題は、微妙なエッジケース動作を含むタスクで6反復の予算を使い果たしました。平均Chg%は30%に達し、10個のコードスニペット中3個が追跡可能な修復イベント行を保持しているのに対し、Gemini 2.0 Flashのみをプロバイダとした20課題サブセットでは21%でした。3つの詳細なケーススタディでは、最終プログラムの各行がどの特定のベンチマーク失敗によって形成されたかを説明する方法を示します。提案手法により、自動コード生成の内部「ナラティブ」を監査可能かつ再生可能にし、これは本番環境での信頼性と説明責任に不可欠な特性です。

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From: Marius Silaghi [view email]
[v1] Tue, 28 Jul 2026 22:03:52 UTC (137 KB)