Yucong Chen

LLM APIを呼び出す際、どのモデルを選ぶべきかは悩みどころです。推論にはClaude、コードにはGPT、長文コンテキストにはGemini... 手動でルーティングしています。

これに疲れたので、Flintを構築しました。モデル選択を自動で行うスマートルーティングエンジンです。

仕組み

Flintは、プロンプトを単一のモデルに転送するのではなく:

  1. 分解 — プロンプトを解析し、必要な能力領域(調査、分析、コード、コンテンツ、数学...)を特定
  2. 振り分け — 各サブタスクをその領域に最適なモデルへルーティング
  3. 実行 — 並列で実行
  4. 統合 — 結果を一つの一貫した回答にまとめる
You: "Compare Python and Go for an API gateway"
         ↓
   [Decompose]
    /         Research    Analysis
(qwen3.7)   (deepseek)
    \         /
   [Synthesize]
         ↓
   Structured comparison with performance data

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実際の例

「APIゲートウェイ構築のためのPythonとGoの比較」というプロンプトでFlintが生成した内容です:

1. パフォーマンス — Goはネイティブコードにコンパイルされ、数万の同時接続を処理可能。PythonのGILは非同期フレームワークを使ってもスループットを制限する。

2. 並行性 — Goのgoroutine(約4KBのスタック)は、I/O負荷の高いワークロードでPythonのasyncioを桁違いに上回る。

3. エコシステム — Goはゲートウェイ分野を支配している(Traefik、Caddy、Kongプラグイン)。Pythonにはフレームワークはあるが、専用のゲートウェイプロジェクトは不足している。

調査サブタスクが実際のベンチマークデータを取得し、分析サブタスクが比較を構造化し、合成器がそれらを統合しました。1つのプロンプト、複数のモデル、1つの回答。

技術スタック

  • バックエンド: FastAPI + SQLite、$20のVPSにデプロイ
  • ルーターエンジン: カスタムPythonパイプライン — 分解、振り分け、実行、検証、統合
  • モデル: DeepSeek V4、Qwen3.7、Kimi K2、GLM-5、CloudWalk経由で30以上のモデル
  • API: OpenAI互換 — base_urlを1つ変更するだけで既存のコードをそのまま使用可能

試してみる

ライブデモがあります — 登録不要。任意の質問を入力して、Flintのルーティングと直接モデル呼び出しを並べて比較できます。

フィードバックをお待ちしています — スマートルーターにどのような機能を追加してほしいですか?